バリトン・ウクレリアンの乗り専・弾き専・遊撃ライフ

車輪モノと弦モノが大好きなバリトン・ウクレリアンが、フラフラ(遊撃)しているブログですよ

潜在意識?

カブも大好きですが、以前からベスパに乗ってみたいと思っていました。
高校生の頃に見た探偵物語の工藤ちゃ~ん(優作さんね)の影響でしょうね(笑
 
高校卒業時の春休みに同級生が、父親が乗っている黄色いベスパの125に乗って来ました。
今にして思えばET3ですかね~
 
その頃からベスパはパワーも無く、速くも無いのは知っていたので、乗った印象は「やっぱり遅いな~」でした。
 
あとはメイン・キーが無く、キル・swだけで「こりゃ-耕運機と一緒だな」と思ったのを覚えています。
 
 
さてさて本題ですが、GW前からオクにベスパが出ていました。
以前から、LMLでもいいから乗りたい!って思っていたのです。
 
オクでの現在価格が希望価格の半分強、まぁ欲しいだけの意思表示と、ポチっとしまいました。
実は、一杯飲んでましたけどね。
そしたら、なんと落札しちゃいました(汗;
 
直接引き取りに行くことにしました。
状態は、出品者さんも譲渡してもらったものの、エンジンを始動したことがない、でも火は飛ぶとのこと。
う~ん、やってもぅ~たかな?
まぁ、自己責任・男のけじめでしょう。
何10万円だったら、血圧下がって貧血、いや金欠になるけどね~
 
引き取り当日、昼前に出品者さんのところに到着。
とても感じの良い方で一安心。
いろいろと話をしたら、出品者さんもC90CMを乗っていらっしゃるとのことでまたまた好感度up。
 
お茶までいただいて、return to my home!
 
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私はタイ・ダウンは使わない、ロープを使う縄士(笑)です。
ハーレーやBM等のビッグ・バイクも何度か運びましたが、ベスパは今までのバイクの中で最も固定し難かったです。
 
無事帰宅し、早速キャブのO/Hを開始。
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キャブを何とか外しました。
デロルトですか、初めてです。
私は、京浜・ミクニくらいしか触ったことないですよ。
 
まぁ、人が組み立てたものですし、この時代のものなら特殊工具や特殊計測器は使っていないはず。
ここからは、ゾ~ンに入って作業をしたので画像は無しです。
実は手が汚れていて、写真が撮れませんでした。
 
作業をやっていて思ったことは、こりゃ~やっぱり50~60年設計のまま?
こいつは年式不明で、たぶん80年代だと思います。
 
ベスパは初めてなので、直感だけで作業を進めますが、基本はオーナーが修理出来るように考えて作っていますね。
昔の機器は何でもそうでしたよね ⇒ 使用者にそれ相応のスキルが求められていました。
今は過保護で、ちょっと具合が悪ければ「訴えてやるぅ~!」ですもんね。
 
90年代位までは、あのトヨタの車だって「これは当たりエンジン、これはハズレ車両」とかみんな普通に言っていましたよね。
それだけ、今は品質管理技術が進化したんでしょうね。
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キャブの中は結構異物がいっぱい。
綺麗にO/Hしたつもりだけど、あと何回かはジェットが詰まって吹けなくなり、O/Hが必要だろうな~、たぶん過去の経験より。
 
ガスコック、ホースもO/Hして、ヤマハ・オート・ルブで50:1の混合油を500cc作ってタンクにいれて、キック数発!
来ました、エンジンが起動しました! ←カイカン💛 笑
アイドリングを調整して、今日はここでタイム・up。
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カブがアジアの下駄で、ベスパがヨーロッパの下駄?だとして比べると、同じ土俵では
比較できない事は重々承知の上感想をいうと、カブがなんで世界進出・ホンダの屋台骨になったのか何となく判ります。
でも、いつかOHVカブも経験したいなぁ。
しかし変人の私は、ベスパの耕耘機みたいな超シンプル構造にも惹かれます。
 
このベスパ、なんとか公道デビューさせます。
っていうか、C50CMもそんなこと言ってたなぁ(笑