バリトン・ウクレリアンの乗り専・弾き専・遊撃ライフ

車輪モノと弦モノが大好きなバリトン・ウクレリアンが、フラフラ(遊撃)しているブログですよ

スズ菌13・・サベージLS650、その3

明けまして、おめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
至らぬ点はご指導をいただければ、なお助かります。
 
私の住む山形は雪も無く、天気も今は穏やかです。
やっぱり温暖化なのでしょうか?
いつもの正月なら、もう既に朝から2回くらいは雪かきしている頃でしょうか。
雪の無い冬はいいなぁ~、って地球的には大問題なんですよね、すみません。
 
 
さてさて、まだ初詣も行かないので、スズ菌ネタの続きでも書いてみます。

lele-mmw.hatenablog.com

 

サベージでどうしてもシックリこなかったのが、前方にステップがあるライディングポジション↑ だったらアメリカン乗るな~、なんですけどね。
フォアード・コントロールタイプのポジションは一見楽そうに見えますが、体重のほとんどがお尻に掛かる、コーナーで踏ん張れない、スタンディングや微妙なポジションの変更が出来ない、等々ありました。
 
たぶん、腰のちょっと上くらいまでの背もたれ(バックレスト?)があれば、かなり楽になるのかな?と思いました。
4輪車でシートの背もたれ部が無いのを想像してもらえれば、バイクで足を前に投げ出すポジションが楽でないのが、判ってもらえるかと。
 
と言っててもしょうがないので、アメリカンを好きになるべく、サベージを乗り回しました。
イメージ 1
 要らないものは全部外した、シンプル仕様です。
サベージはハーレーのように、タンク上にメーターがあるので、このようにライト上に荷物を括り付けてもOKです。
イメージ 2
 
確かフロント18インチ、リヤ15インチ、ベルトドライブでした。
ベルトドライブは、後にハーレーでも経験しますが、どうなんでしょう?
今のモデルでは、あまり採用されていないような気がします。
 
イメージ 3
若くて体力が余っていたので。
左腕の脇が開いていて、ガードが甘いですな~(笑
バックが日本海で、ここも笹川流れだったような気がします。
 
このサベージ、やはりポジションが気に入らず、GNの時のように少しずつ手を加えていきます。
アメリカン専用設計のため、GNの時のようなフォーク突出しとかは出来ません。
フォーク上部三つ又の構造の問題や、フォークもGNのように長くなかったためです。
そしてアフターパーツは皆無という事と、当時ネット情報やオークションも無く、また私自身の改造スキルも無かったので、やれたことはこんな事でした。
イメージ 4
 
写りが悪いのですが、写真がこれしか残っていませんでした。
リヤサスを長いものにして、キャスター角を立てる。
あとバックステップを自作しています。
機械加工スキルも無かったので、電動ドリルと金ノコとヤスリで作りました。
 
乗った感じは、シート高も高くなり、キャスターが立ったことにより前輪にも荷重がかけられるようになり、何よりもステップが後退したことで、しっかりとステップに外脚荷重を掛けられるようになり、コーナーが楽しくなりました。
 
さて次はエンジンに手を入れて、と思っていた矢先、私は会社から大阪への転勤を命ぜられます。
このサベージは、私の大阪での生活費確保のため、二束三文でバイク屋に引き取られて行きました。
 
 
2年程しか大阪にはいませんでしたが、その2年間で徹底的に機械・電気・コンピュータの技能を叩き込まれ、山形に戻って来てから設備関連の業務に付き、メカ設計や制御プログラミング等を経験しました。
フライス盤の技能を習得したのも、大阪にいるときです。
 
 
今だったら、バックステップ部ももう少し良く作れるのになぁ~と思いますが、たぶん今なら、サベージを目の前にしても、その熱意が湧かないでしょう(笑
もうスズ菌からは卒業か・・
 
いやいや、ウィルスは体に残っており、更なるスズ菌への道に進んでいくのでした・・