先日から行っている、K復活活動です。
ブレーキ周りを修繕したいと思い、重い腰を上げました。
フロントブレーキのワイヤーが固着していて、全く動きません。
インジェクターも使ってCRC556を吹き込むも、ケーブルの中に浸透して行きません。
という事で原始的かつ確実な、このニュートンさんの応用方法を使います。
ビニール袋に穴を開けて、ケーブルを通してビニールテープで固定してぶら下げ。
あとは袋の中にCRCを吹き込んで、一晩寝て待ちます。
今回の固着は強力で、これを三晩繰り返し、ワイヤーをプライヤーで挟んで強制摺動させて何とか使える状態になりました。
いずれは新品に替えなければならないんですけど、まだ真直ぐ走るかも判らない代物なので、なるべく投資は抑えます。
メーターワイヤーには、ビニールテープが巻かれていました。
テープを剥がすとヒビが入っています。
ここから雨水等が入ってワイヤーが錆びて切れちゃうんでしょうね~
今回は、テープの巻き直しで済ませます。
ハウジングも欠けがあるので、余裕があれば交換したい所です。
さてさて、フロントブレーキのオーバーホールに取り掛かります。
本当はブレーキーシューとタイヤも交換したいところですが、今回は各部の洗浄とグリスアップをメインにします。
一回全バラしてやっておけば次は楽になるし、なによりKの構造と部品構成を知らなくてはならないので、今日は部品交換はしません(←イヤ部品が無いので出来ません
フロントタイヤを外します。
ドラム内は錆がありますが、思ったより良いコンディションです。
いつもの如く、ブレーキ周りも全バラ清掃して部品を確認しながら再組立。
交換部品はブレーキシューくらいで何とかなりそうです。
ベアリングとか言い出したらキリが無いので、今回は目を瞑ります。
続いてリヤまわり。
ドリームでは無くなっていた、スプロケットの保持機構がKにはありました。
これぞビジバイの定番機構?
見てたら、なんかホッコリしてきました(←変なヤツです
リヤドラム内も錆が出ています。
スノータイヤを履いているという事は、雪の中も走っていたんでしょうね~
雪自体より、融雪用の塩カルが厄介ですよね。
リヤ周りも全バラ清掃後にグリスアップして再組立て。
スプロケ周りをバラそうとすると、なんとシャフトの固定ナットのサイズが32。
カブは23なんですよね~
32のメガネレンチが無いので、工具箱を探してみると・・スパナがありました。
たぶん、40年前の農機具用の工具です。
また古い工具に助けられました(笑
なので、どんなに古くても工具だけは捨てられないんですよね~
スプロケットも掃除しましたが、チェーンは要交換ですね。
錆と片伸びをしています。
あとはチェーンケースも清掃して、再組み付け。
今回は交換部品が間に合わなかったので、作業はここまで。
タイヤがスノータイヤなので、タイヤ断面が🔲(四角)なんです。
そのためバイクの挙動がいつもと違い、ヘンに感じるはずです。
タイヤをノーマルの〇(丸)断面のものに替えて乗ってみれば、ちゃんと真直ぐ走るレベルなのか判るはず・・
まずは、早く走ってみたいもんです(ウズウズ
ビジバイの走りを想像してウズウズするなんて・・困ったヤツです(笑