バリトン・ウクレリアンの乗り専・弾き専・遊撃ライフ

車輪モノと弦モノが大好きなバリトン・ウクレリアンが、フラフラ(遊撃)しているブログですよ

スズ菌19・・エブリー・バン・ジョイポップ4WD

かれこれ18年くらい前、親父が病気で倒れました。
一命を取り留めましたが、左半身不随になりました。
とても車に乗れる状態ではないと思いましたが、本人は乗る気があり、免許センターに行って運転審査を受けて来ました。
親父は普通・大特・2輪免許を持っていました。
審査の結果、2輪は原付の3輪、普通と大特はオートマでハンドルにフォ-クリフトのような片手でもハンドルが回せるボッチを付ける事、が条件でした。
条件付きとは言え、大特までOKにしてくれるとは、太っ腹と思いました(笑
結局、普通免許以外は返納という事にしました。
 
 
親父はそれまで、サンバー・トラック(今私が乗っているサンバー)とハイゼット・バンに乗っていました。
オートマ車が必要という事で、私が探しました。
当時は、今みたいにネット検索なんて出来ないので、中古車屋1軒1軒をシラミつぶしに。
 
そして、やっと見つかったのが、スズ菌のエブリー・バンのジョイポップ。
 
イメージ 1
 
上の画像は、実写の画像が見つからなかったのでお借りしています。
サイドにカラフルなデカールが貼ってあるポップなやつでした。
 
エンジンは後席下にあるミッドシップバモスと同じ配置。
しかし、このミッドシップ配置は、歴代エブリーでこの型だけ・・
センターデフにビスカスカップリングを使ったフルタイム4WD。
3ATで、笑えるくらい、とても遅い!
燃費は、いくら頑張っても13km/L以上は走らない。
サンバーはパートタイム4WDでMTなので、頑張れば18km/Lくらい走ります。
 
 
でも、このミッドシップ・マシンをとても気に入っていました(やはりスズ菌?
1、エンジンがシートの下に無いので、ドライバーに振動や熱が伝わってこない
2、1.9mを切るショート・ホィールベース、超小回りが可能
3、フルキャブなので、足元広々
4、ビスカスのナンチャッテ4WDだけど、冬はとても助かる
5、ジョイポップなので、内装もワゴン並みなのに、リヤはフルフラットスペースになる
 (運転席シート下に、リヤシートのヘッド部がそのまま収まる。ミッドシップかRR配置にか出来ない)
6、フルフラットスペースの使い勝手は、とても良かった。
7、汚れ物(堆肥とか)は積めないが、軽トラより使い勝手は上。
  人が4人乗って、荷物や車いすも積める!
 
結局、親父は症状が悪くなる一方で運転が出来なくなり、私が管理することに。
当時、私はデリカに乗っていましたが、維持費の安いエブリーで通勤したり、チャリを積んで蔵王・葉山にヒルクライム・アタックに行ったりしていました。
 
ずっとそばに置いておきたかったのですが、経済的理由で車の整理のため廃車に。
そしてデリカも廃車して、嫁はんのお下がりのフィットに乗り、今に至ると。
今の軽ワンボックスはセミキャブタイプで足元が狭く、エンジンが運転席の下。 
バモス・アクティがミッドシップだけど、セミキャブ。
 
私にとって、軽ワンボックスは最高のコスト・パフォーマンスカーなんですが、現在はフルキャブでミッドシップやRRが無い・・残念!
今でもサンバーディアス(RR)が欲しいのですが、生産中止。
まぁ、金も無いので買えないんですけどね(笑
 
ネットでこの型のエブリーワゴン・ターボの4WD・5MTなんかをみると、もう20年以上前の車なんですが、今でも「お~!」と思って見入ってしまいます。
 
う~ん、それもこれもスズ菌に感染しているからだ~(←結局オチはこれかい