ブログタイトルにある通り、私は基本的に乗り専なのね。
あまり切った貼ったはしないんだけど、今回はちょっとだけイジりました。
チャリを整備するハンガーが無いので、サンバーの荷台にこんな風にして作業をします。
スポチャリはエンジンもないのに結構な値段なんだけど、特に軽量パーツってやつが高価なのね。
今回は軽量化が目的ではなくて、ギヤ比の変更が目的なのですのよ。
清水の舞台から飛び降りて購入したのがコレ↓(←何回飛び降りるんだ!、笑)
私はチャリでのクライム(登り)が好きなんだけど、大会や競技は一切興味なしの自己マン・クライマーなのね。
TCRを購入した時のロー側ギヤレシオが、F34T・R23Tで1.478の「男前レシオ」でした。
そしてリヤのスプロケを変えて、F34T・R30Tで1.133の「フニャチン・レシオ」にしました。
R34Tにして「お姫様レシオ」も考えたんだけど、F34・R34でも1.000レシオ止まりなのね。
いろいろ検討した結果たどり着いたのが、スギノの「OX2-901D」+「CY5-SHC」ってやつなんですよ。
OX2-901Dがアウター46T・インナー30Tなのね。
プラスして、Cycloid・CY5-SHCの27Tを投入して、F27T・R30Tで0.900レシオの「お子ちゃまレシオ」にします。
これでダメならR34Tでも入れて0.730レシオも考えるけど、「何レシオ」って言えばいいの?(笑
こういうレシオにするってぇのは、大先生方には「ヘタレ」って言われるんだけどね。
スポチャリ乗ってても大会出る訳ではないんでね。
私は53歳まで武道・格闘技の草大会に出場して、息子みたいな歳の人とも戦ったりしたけど、大会しか力を試す場所を知らなかったからだし、競技の特性上それしかなかったのね。
でも、チャリは別に他人と競おうと思わないんだな。
他人のタイムよりも、自分がチャレンジ出来たか・・なので、大会は「out of 眼中」ってやつなのね、今は。
さてさて、このCyclod SHC、楕円スプロケなんですよ。
楕円のFギヤは、私が高校生の頃からあるんだけど、実際に使ってみるのは初めてなのね・・楽しみ。
取り付けネジがトルクスの30Tですって・・・
私は25Tまでしか持っていないので、ホームセンターへGO!です。
昔は使わなかった↓(古い?)こんな専用パーツを使って105のクランクを外していきます。
サクッっと外れたところで、各部の清掃をしちゃいます。
こういう機会じゃないと清掃しないのよね、乗り専なので。。
ハイ、スギノのクランクを組み込みました。
クランクの裏側にみえるのがケイデンス(クランクの回転計)のセンサーです。
こちらが、Fハブに付けているスピードセンサーです。
今回ギヤを小さくしたので、チェーンのコマを詰めました。
ついでに、チェーンを外してペットボトルに入れる+灯油も入れてシェークして清掃します。
Fディレーラーも下げなければならないので、MT-OXっていうアダプタを噛ませて対応します。
ここまでは、そんなに苦労なく組み替えられたんだけどね。
フロントディレーラーのセッティングで、結構な手間と時間が掛かりました。
せっかくなので、納得するまでセッティングしたつもりなんだけどね。
出来上がったのが、夕方の16時前。
急いで、いつもの葉山のクライムコースに到着したのが16:30頃。
登った後の下りでの寒さに備えて、サドルバッグにはトレーナーを入れて登ります。
登ってみた感想はギヤ比が低くなるってことは、どちらかというと遅くなるってことなんだけどね。
チャリは一般的にケイデンス90rpm位が、効率が良い回転数って言われているらしい。
私はチャリ用の脚力は無いので、葉山の登りで90rpmなんて踏み切れなかったのね。
今回「お子ちゃまレシオ」にすることによって、だいぶ踏めるようになって90rpmに近づけましたよ(それが正しいのか不明だけど。
時間が無かったので葉山を登り切らずに半分登ったところで、勇気ある撤退を決意しました(笑。
今回の工程はこんな感じかな。
東北はもうすぐ、超寒くなっちゃうんだけどね。
もう少し、いろいろ試してみたいと思ってますよ。