今日は大晦日、でもね「雪国に盆も正月もねぇや!」(東北の江戸っ子、笑)
ってことで、今日も朝から雪かきでございました。。
昼からは嫁ハンとお正月用のお買い物に出掛けて、16時ころに帰宅。
年末にやるべきことは一通り終わっているので、さて何をしようかと考えると有りましたよ、やり残しが。
先日購入したAKLOTの8弦はコスパに優れているのは認めるんだけど、標準弦(ナイルガットかな)の音色が私の好みに合わないのですよ。
正直言って、AKLOTを買ったのをちょっと後悔してたのね。
8弦は初めてだったんだけど、音色が思っていたものと全く違うので。。
ダメモトって言ったらAKLOTに失礼なんだけど、8弦ウクレレの弦交換を今年の内にやっちゃいます。
いつものように、マグロ用釣り糸の「鮪力」フロロカーボンラインをインストしますよ。
まずは既存の弦を外して、と・・・ん?
臓物を引き出すと・・・
8弦あるうち、4弦ずつまとめて縛ってますよ。。
さすが中華クォリティ、値段が安くてビックリしてたんだけど、こういうオチがあって安心しました(^^
見えない所までキッチリ作られていたら、ホンマに日本の工業製品の危機かと・・
8弦のためハイ・テンションがブリッジに掛かるので、このAKLOTのブリッジ構造が違うのでこんな離れ技を使えるんだけどね。
そのハイ・テンション対策も兼ねて、今回は変則チューニングをやるんだけどね。
気を取り直して、弦交換を再開。
このAKLOTは安物なんだけど、トラスロッド(ネック反りの調整機構)が付いているのね。
この値段でトラスロッド付きとは、、恐るべし中華製品!ですよ。
ちょっと順反り状態だったので、45°ほどロッドを締め込んでみます。
こんな締め込みで反りを矯正出来ちゃうなんてビックリですよ。
(48年モノのYAMAHAのFGで経験済み)
今回の弦は、ちょいと太いハードゲージにしようと思うので、ナットの幅と深さをシコシコ調整します。
そしてサドルも2時間ほどかけて0.5mmを研削します。
この2つの作業が、2stエンジンのポート研磨と同様で繊細な作業なのね。
なのでたぶん、私がやってることは改善じゃなくて改悪だと思いますよ。
今まで何度も失敗して来たけど、やらなければ覚えられないしね(安物だから出来るのね、笑
弦がボールエンドじゃないからね、今回は2弦ずつ結んで張ってみる事にします。
はい、1番弦(1・2)セット完了。
モクモクと作業を続けて、8弦全部張り終えました。
ヘッド側は、まだこんな陰毛状態(笑
その後チューニングを済ませて、余分な弦はカットします。
さぁ8弦テナーの「鮪力」バリトンチューンの変則セッティングです。
今回はハードゲージ寄りにしてみましたのよ。
しかもバリトンチューニングの3弦ユニゾン仕様。。セオリーぶち破り仕様の困ったチャンです(^^;
⑧4弦high・・24号
⑦4弦low・・・50号(オクターブ、1オクターブ違いね)
⑥3弦-2・・・・26号
⑤3弦-1・・・・40号(ユニゾン、同じ音程)
④2弦-2・・・・20号
③2弦-1・・・・28号(ユニゾン、同じ音程)
②1弦ー2・・・・16号
①1弦ー1・・・・22号(ユニゾン、同じ音程)
ユニゾンでも弦の太さを変えると、どうなるのか試してみたかったのね。
音程は一緒なんだから周波数も一緒のはず。
でもね、同じ音程でも弦の太さを変えるとfeelが違うからね。
素人なりに、やってみて何かの気付きがあれば儲けものですのよ(笑
この仕様で、しばらく弾き込んでみますよ。
おまけ。
昨日の昼食は、地元の五一ラーメンの豚骨ラーメンを食べました。
これもねぇ、本場(博多?)の豚骨ラーメンを食べてみたいんだけどね~。
来年こそはコロナが収束することを願っていますよ。
みなさん、良いお年を~(^^ /