さてさて、wifiの電波状態が悪いと・・工場で設備担当を数十年してきている経験から改善策を考えてみると、
1、有線LANにする
2、PLC(パワー・ライン・コミュニケーション)にする
3、無線ルーターをもっと強力なものにするか、2階に持ってくる
4、無線の中継器を増設する
1が一番確実なことは確かなんだけど、1階から2階の配線が必要。
・今更、家の壁を通すのは至難の技
・モールや線ぴダクトを壁に這わせて2階まで持ってきて、ドア部も削って・・
これは理論上可能だけど、労力絶大でたぶん4~8万円くらいかかるかな、ですな。
2はいわゆる家内の電源線(コンセントからコンセント)を使って、AC100V供給と通信をやるんだけど、
・昔の家で、PLCが出たばかりの頃トライしたことあったけど、うまくいかなかった
・今の家がオール電化で単相3線式100Vなので、1階ルーターのコンセントと
2階PCのコンセントが同相じゃないと、エライ速度が落ちるらしい
って、ことで家を建ててくれたメーカーに電話して
「配線図ください」って言ったら
「ありません」
「はぁ?じゃ、どうやって配線工事やったんですか? 今後コンセントとか照明とか追加をお願いしたらどうするんですか?」
「それは大丈夫です。何に使うんですか?」
「何が大丈夫なんですか?大体、昭和の大工が建てたんじゃないんだから 図面がないなんておかしくないですか?21世紀になって10年近くしてから建てたんですよ!」
まぁ、いくら論戦して粘ってもないものはない。
こんなメーカー選んだ自分が悪いんだ、と諦めてPLCのことを説明。
単相3線式で・・同相じゃないと・・
延々と説明しても相手は「はぁ?」、私は「電気配線部門の人に変わって」と言うと「後で電話させます」
それから半日後、電話が来て話をすると電話の主は下請け(孫請け?)の私より一回り以上歳上のおじさん。
こちらは本職の電気屋さんだから話はすぐ理解してもらったんだけど、図面に関しては
「メーカーで持ってるはず」まぁ、たしかにね。
2の案も不確定要素が多くて、最後の前(有線の前)の順位だな。
3のもっと強力な無線ルーター・・確かに3本や5本もアンテナが出てるやつありますね。
・速度もすごく速いんだけど、下に小さく「〇〇に対応している場合に限る」とか、
「※〇〇では対応しません」とかね
・ウチの機器、全部対応してませんわ!
なので却下。
4の中継器を調べてみると、「単なる中継器」と「メッシュ方式」という中継方式があるらしい。
こちらも、すんごいスペックですんごい値段の機器がたくさんあるんだけど、
どんなに高スペックでもね~
例えるなら、「山形新幹線かな。。東京から福島までの東北新幹線区間では200km/h以上
出せるのに、山形に入った途端100km/h以下(在来線活用)だもんね。
しかも田んぼの中の単線で踏切有りだから、新幹線なのに踏切事故もあるのよね(笑
「要は昔でいう、便所の100wかな」
結局4案に投資することに決定、決裁権はお父さん(いや、俺が金出すんだけど・・
そうとなりゃ調べまくり、金額と時間と性能でこれに決定!
tp-linkのメッシュWifiシステム(親機と子機)とUSB3.0の無線LAN子機を購入。
今まで、通信環境に恵まれなかったからなぁ~、うまく稼働するのかな~
長くなったので、次回に続く。