バリトン・ウクレリアンの乗り専・弾き専・遊撃ライフ

車輪モノと弦モノが大好きなバリトン・ウクレリアンが、フラフラ(遊撃)しているブログですよ

得意じゃないけど、やりたいこと・・前振り

寒い夜は、何をして過ごしていらっしゃいますか?
山形は雪が積もっています。
 
 
さてさて、先日車の中でFMを聴いていたら、シンガーの木村カエラさんDJの番組をやっていました。
このカエラさん、綺麗な歌声とは裏腹に、結構男前な方という印象です。
リスナーからカエラさんへの人生相談がありました。
 
内容を要約すると、これからの進路で「得意なこと」と「やりたいこと」のどちらに進めばよいか、という相談でした。
このリスナーは「得意なこと」が「やりたいこと」ではないんですね。
 
う~ん、この相談について、私は回答を即答出来ませんでした。
なぜなら、私は得意なことよりも、やりたいことを選んでしまいます。
しかも、大抵は苦手なこと(ただの天邪鬼?
こんなことを書くと、ええカッコしぃ~みたいですが、現実は違います。
 
もともと苦手なことに取り組むので、成果は出ない・後人から追い抜かれていく・自分の自信が揺らぐ・出た結果は負けが多い・・歳もとっていく(笑
 
結果は「負け・惨敗」が多いので、自信も無くなり、「俺ってダメ人間?」って思ったりもします。
・・でもやりたい(なんで?心の葛藤・・やっぱりアホや
 
やりたいことを出来る環境があるのは、とてもありがたいことは重々承知です。
でも、自分の得意なことを磨き上げて行ったら、どんな人生になっていただろう、と考えもしました。
得意なことを突き詰めて、自分を磨き上げていく人生もすばらしいのでは。
だから、先の相談にはどのように回答すべきか迷いました。
 
 
カエラさんの回答は男前でした。 
1、得意なことは、到達点を自分で決めている(限界点を判っている)
2、やりたいことには到達点はない(やりたいんだから探究心は無限大?)
3、成功・失敗の判断基準は何なのか?(手元に入った現金額やトロフィー数や役職の大小?・・)
4、得意なことより、やりたいことをやるべきだ(キッパリ)
 
みたいなことを言っていました。
勝手にいいように解釈しています、カエラさんゴメン。
 
さすが、多芸を磨き上げてきたアーティストは考えに揺らぎが無い。
私みたいな半端な気持ちで物事に取り組んだら、得意なことだろうが、やりたいことだろうが三流止まりということですね。
よくよく考えたら、人を上回るような得意なことなんて無かったりして・・
 
 
人と比べた結果ばかりで、一喜一憂するのもどうかと思いますが、人と比べて、何が自分に足りないのか考え、カイゼンを実行して、結果が出た時は素直にうれしいです。
自分のやりたいことを、自分で責任を持ってやれることは幸せだし、まずは、今の自分の環境に感謝しなくてはいけませんね。
 
 
いろんな物事にチャレンジし続けてきて、どんな時に「良かったな~」と思ったのか考えてみました。
・今まで出来なかったことが、出来るようになる
・今まで判らなかったことが、判るようになる
・今まで見たことのない風景を見れるようになる
 
時間・お金・環境・他が許す自分の出来る範囲になりますが、いろんな新しいことにチャレンジしていきたいものです。
 
このカテゴリーは、スズ菌のように昔話が中心になりますが、これからの指針を考えるベースとするべく、今までのチャレンジの棚卸をしていきます。
 
なんか、まとまりがありませんが、前振りにさせていただきます。