バリトン・ウクレリアンの乗り専・弾き専・遊撃ライフ

車輪モノと弦モノが大好きなバリトン・ウクレリアンが、フラフラ(遊撃)しているブログですよ

立春の翌日、法事でした

2月に入ってドカンと大雪が降りましたが、昨日今日と穏やかな天気です。
関東や西日本の方では、もう花粉の飛散が確認されたとか。
 
こちら山形は、もう少し雪との闘いが続きそうです。
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さてさて、今日は私の曾祖母の法事でした。
50回忌という事で、略法事(身内だけで)を行いました。
私は、曾祖母の記憶がほとんどありません。
亡くなる直前、親戚や家族で看取った時の事くらいしか覚えていません。
 
その頃はまだ、現在のような火葬場はなく、ラン場(字が判らない)と言う各村々で管理している、亡くなった方を火葬する場所がありました。
曾祖母が亡くなったのは今頃の季節ですから、当然周りは雪。
ラン場にはソリに棺を載せて行きました。
火葬している時の記憶はありませんが、火葬後の帰りは私がそのソリに乗って帰って来ました。
もちろん、大人の人がソリを引いてくれて、です。
 
その時々の天候で、火葬がうまくいったり、うまくいかなかったりしたそうです。
曽祖母の場合は大丈夫だったのだと思います。
私の祖父が亡くなった時は、私はまだ生まれていませんでした。
親父に聞いた話ですが、祖父の火葬の時は、雨で火葬があまりうまくいかなかったそうです。
 
身内が最後まで責任を持って骨にしなければならないので、親父が家の裏の畑で祖父の脚を焼いたそうです。
「あの時はさすがに泣けてきた」と言っていました。
確かに泣けてくるだろうなぁ。
 
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寺の住職は、私の1歳年上の方です。
中学までは同じ学校でしたが、特に深い付き合いも無かったので、その後はどのようにされていたかよく知りません。
 
数年前、前住職が亡くなられ、今はその方が住職をされています。
お経をあげていただいている時思った事は、「立派になられたなぁ」です。
寺をちゃんと経営して、檀家とか取り仕切っているんだから、すごいなぁ、と。
 
今回の法事に関しては、私は少し曾祖母の記憶がありますが、嫁はんは全く知らない訳(当然)
ですが、文句ひとつ言わず法事の準備をしてくれることに感謝です。
こうして法事が行える、私の今の環境にも感謝です。
そしてご先祖様がいなかったら、私も存在しないので、ご先祖様にも感謝です。
 
難しいことは判りませんが、絶妙なバランスの中、無事暮らせていることに感謝です。
またまた感謝になっちゃった。