先日、ドリームで太平洋側に行きました。
あの震災から6年以上経ちました。
いま世の中は、トランプさんだの北のミサイルだので騒いでいます。
私も騒いでいる輩の一人ですが。
さてさて、何処にツーリングに行こうかな?と思った時、あまり太平洋側に行っていないことに気付きました。
松川浦を見たのも、2・3年前に当時の愛車BMWで行ったきりです。
その時も震災の傷跡はまだ深く残っていて、松川浦大橋も通行止め、R6は南相馬から先は通行止めでした。
早春の頃のニュースで、JR常磐線の浪江駅以北が復旧したとか見た記憶が・・
私が行ったところで、何の役にも立たないし復興の手助けにもならないのですが、震災の記憶を風化させないという名目で、松川浦方面を目指しました。
R113~白石~R6に出て、相馬・南相馬に出ます。
南相馬までは、街の様子も車の流れも変化はないのですが、浪江に入ると雰囲気は変わりました。
浪江町内全域に出されていた避難指示は、2017/3/31に「帰還困難区域」を除く区域で解除されたようです。
まずは浪江駅へ。
営業再開されています、ちょっと一安心。
しかし、一部の避難解除がされてからまだ1か月のためか、街中に人影はほとんど見られません。
商店街や住宅街にも、ほとんど人影が見られません。
そして再びR6へ。
写真に車は写っていますが、人影が見られません。
ナンバーの付いてない車も見受けられます。
南相馬まで多かった交通量も、ほとんどありません。
警らしているパトカーをよく見かけます。
ここから先は、看板の指示に従って引き返すことにします。
R6も常磐自動車道も、2輪は通行止めのようです。
4輪は通行可能のようですが、オープンカーやトライクはダメ。
途中で停止して車外に出てもダメ、だったと思います。
R6からR114に入ったところ、
R114は、軽2輪以上は通行可能のようです。
一部の避難指示解除が出ましたが、復旧・復興には、まだまだ深刻な問題があるようです。
ドリームは原二なのでR114を引き返し、R6を北進して松川浦へ向かいます。
数年前、通行止めだった松川浦大橋は、今回通行が出来ました。
しかし、橋を渡ったその先の大洲海岸はまだ通行止めです。
今回の内容をどのように書けばよいか迷い、UPするのが遅れました。
震災後の復旧・復興は、まだまだ難航していると思います。
私には被災された方々の真の苦悩は判らないし、復興に対して何も出来ていません。
時間が過ぎて、記憶も薄らいでしまっていると思います。
このブログを見ていただいた方だけでも、震災時の記憶を蘇えらせ、まだまだ復旧・復興は終わっていないことや、原発やエネルギー問題に対して御一考していただければ、と思いました。
私は何も出来ませんが、震災を忘れず、被災された町の復興を気にかけて、今後応援していきたいと思います。
今回の走行距離366.9km、ガソリン6.18L消費、約59.4km/Lでした。
今回は、少し堅い文面になってしまいました。