ウチにやって来た不動のK。
先日から、少しづつ執刀をしています。
混合気が来て、火が飛べば何らかの反応があるはず!
といつもの如く楽観的な理論で、まずはバッテリーの充電から手を付けます。
何てったって、このKは昔のバッテリー点火方式なので、バッテリーの電圧が充分でないと火が飛ばないんです。
50年代後半頃に設計されたのが、2000年頃まで生産されていたようです。
Kがシーラカンス・バイクとか言われる所以?かと。
「さすがスズ菌!」とツッコミ所はたくさんあるのですが、そのうち徐々に。
次はキャブに取り掛かります。
ロータリーディスク バルブ機構なので、キャブがサイドにあります。
これはこれで、キャブを外し易くて良いかも。
キャブを外して全バラです。
キャブクリーナーを1本丸々使い、4時間掛けて全部品の清掃と再組立て。
バッテリーも充電を終了し、プラグに火が飛ぶのを確認。
ガソリンもキャブまで問題なく来ているので、早速オーバーホール終了したキャブを組み付けます。
オイルポンプの調整は後日ということで。
キック・キック・キック!
手ごわいな~、そういえばセルもあったんですな~、でセルのSWオン!
充分に回りまへん、充電が不充分なのかバッテリーが寿命なのか。
サイドキック!でなくて、再度キック・・
サイドキックは、昔スズ菌の輸出車名であったような? ←誰も知らんか
写真は綺麗に写ってますけど、実物はそれなりです。
2ストシングルなのに2本マフラー、まぁサンパチやGナナの3気筒も真ん中は2分岐でしたもんね。
Kの方が、設計は古いからご先祖さまみたいなものでしょうかね。
キックの末に来ましたよ、空冷2ストサウンドが、ってさすが2スト!煙たいんですけど(笑
いんやー息を吹き返した時は・・カ・イ・カ・ンです(笑
まだ、エンジンが掛かっただけですからね~
ここからですわね~、真直ぐ走るんじゃろうかー?
昔、オークションで買ったバイクが、真直ぐ走らなかったことがありましたからね~
少しづつ直していきますので、今後も暖かい目で見守ってください。