バリトン・ウクレリアンの乗り専・弾き専・遊撃ライフ

車輪モノと弦モノが大好きなバリトン・ウクレリアンが、フラフラ(遊撃)しているブログですよ

特殊工具を使ってベスパの燃料コック交換

GWが始まる前日のこと。
 
近頃ベスパのガスが漏れ出して、気になっていました。
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何もしなければ、何も変わらない
 ⇒ ガス漏れは続くよ、何処までも・・野を越え、山越え、谷越えて、、いやいや、混合油をまき散らしながら走るのはダメでしょう
 
エンジン周りを触診、手で撫でまわしても、指にガソリンが付かない。
では、どこから漏れているの?
という事で、まずはキャブを摘出して、フロートバルブと各ジェット周りを清掃。
キャブ周りが原因ではなさそう・・ガソリンの漏れる量からしても、オーバーフローが原因の確率は少ないかな。
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外したタンクとキャブを繋いで、コックをonにしてしばらく放置。
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ガス漏れはコックのとこからのようです。
さっきは触っても濡れていなかったんですけどね。
コックの燃料切り替え部の構造も・・やっぱりね~、の構造でしてね。
 
さて、このベスパのコック、どうやって取り外すの?ネジも何もないよ・・
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などとは言ってますが、予備のコックを購入していたので、構造は判っています。
タンクの中から、ナットでコックを固定しています。
 なので、タンクの中にレンチを入れて、ナットを回さなければなりません。
 
で、登場するのが、こんな偏心したクワガタT型レンチ?です。
今回、GW前に早速発注。
どこも品切れで、やっと探した最後の一品。
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タンクの中で、こんな風にしてナットを回します。
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さて、クワガタ工具をタンクの中にぶっこんで・・あれ?、タンクの口よりクワガタが一回り大きくて、中に入りまへんがな
何度も知恵の輪状態で試すも、物理的に絶対に無理。
 
う~ん、何もしなければ、何も変わらない・・そのとおり。
早速、特殊工具を追加工します。
クワガタ先端を少し短くすれば、知恵の輪状態で捻りながら入りそう。
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ヤスリで削るより、まずは金ノコでカット(工具が安物素材で良かった、笑
削った所をヤスリで仕上げて、たぶんOK。
 
次は、クワガタがうまくタンク内に入りました。
こうして、コックの交換終了。
交換作業中は、手が混合油だらけだったので、写真を撮れず。
 
 
ついでに、アクセルワイヤも交換。
ベスパは、ハンドル周りに5本のワイヤー(前ブレーキ・アクセル・クラッチシフトアップ/ダウン)がヒシめいています。
 
インナーだけ交換が出来るので、予備パーツもこんな状態で持っています。
1本150円~250円くらいです。
各部位によってワイヤーの太さが違います。
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アクセルは、引き荷重が一番小さいので最も細く、100均等でチャリ用のブレーキワイヤーを買って来て、インナーを流用する大先生もいらっしゃるようです。
 
 
なんとか、ベスパ復活です。
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手間暇かかる割には、最も距離を走らないんですけどね~。
 
ベスパ、またまた延命です(笑