バリトン・ウクレリアンの乗り専・弾き専・遊撃ライフ

車輪モノと弦モノが大好きなバリトン・ウクレリアンが、フラフラ(遊撃)しているブログですよ

ベスパ、また修理

昨日今日は久々ゆっくりと休むはずだったのですが、イースのパンク騒動から始まり、息子が何か用事があるらしく、家に帰って来たいというので米沢まで迎えに行って来て、やっと時間が出来ました。

lele-mmw.hatenablog.com

前々からやろうと思っていた、ベスパの修理からレッツ・ラ・ゴー。

修理その1、エンジンが吹けない。
これはキャブの詰まりかな?
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以前もメインジェットに異物が詰まってたからね。
異物の原因は、混合油を作る時のオイル計量カップ内の異物かな?
燃料フィルターも付けてるけど、スルーしちゃうのかな?
 
今まで、キャブは何回バラしたかな・・もう手馴れなもんですわ。
ウソです、乗り専なのでノーメンテが一番です。 
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タンクを外して、チョークとアクセルのワイヤを外して、サクっとキャブを摘出します。
70年代のマシンでもありえないような、アバウトな作り・・
それだけ組んだ人の力量で、調子が左右されますのよね、おぉ怖!(笑
 
 
いつもの如くキャブを全バラにして、キャブクリで全パーツを洗浄清掃!
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毎度の事ながら、デロルトのキャブには驚かされれます。
ケイヒンとかのキャブと全く逆で、スロットは板状、チョークが円筒。
スローとかの経路も、ン?よく判らない(笑
 
とにかく、現状のまま組み直して出来上がり!
 
 
お次は修理その2、ガスのお漏らし対策。
以前もコックにスペーサー等々いろいろやったけど、どうにも直りません。
という事で、ベスパパーツご用達の宇賀神さんから、新品コックを購入して交換。
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前回のコック交換で購入したクワガタ工具を使って、サクっとコックを交換。
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ガスのお漏らしはコックだけではなく、どうもキャブのフロート部からも滲みがあるようなので、前段のキャブオーバーフロー時に、フロート室とキャブ本体の合わせ部の平面仕上げもヤスリでやっちゃったのでした。
 
 
そしてそして修理その3、スタンド部の修理。
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スタンドを使用した時、正常なベスパは前輪が浮きます。
しかし、↑ 前輪が浮いていません。
 
原因は、スタンド取り付け部の補強のためにスペーサーを入れているからで、スタンドのストッパー部の角度が変わったから・・と思ってたんですけどね。
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いろんな形のスペーサーを事前に用意しておいて、5種類くらい試してみると、どうもスタンド先端のブーツのすり減りが、一番の要因のようでした。
 
 
ブーツは以前、予備部品として宇賀神さんから購入してストックしていたので、早速ブーツの交換を開始。
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他にもちょいと微調整をしたんだけど、ほれこの通り前輪が浮きましたよ。
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早速試乗をしてみると・・エンジンも上まで回るし、ガス漏れも今のところ無いみたい。
 
乗り心地も操縦性も、今のマシンからみると「ヤレヤレ・フー」なんですけど、やっぱりベスパは可愛いのよね(惚れた弱み?笑