バリトン・ウクレリアンの乗り専・弾き専・遊撃ライフ

車輪モノと弦モノが大好きなバリトン・ウクレリアンが、フラフラ(遊撃)しているブログですよ

ダッツン(DATSUN) キャブライト

朝、窓から外を見ると積雪のため、庭が白くなっています。
三寒四温という四文字熟語のとおり、少しずつ春に向かっているようですね。
 
今日は地区の「冬季球技大会」。
私は役員をやっているので、審判員として参加。
担当した競技は、「輪投げ」です(球技なの?
輪投げは、60歳以上の方を対象にした競技でした。
筋力はそんなに使わないけど、結構シビアなリングコントロールと、メンタルのコントロールが要求されます(笑
これが結構盛り上がって、大会を運営している側にいるものとしては、とてもうれしかったです、ハイ。
 
 
さてさて、以前書いた三菱360の代わりに家にやって来たのが、「ダットサン  キャブライト」というトラックでした。
イメージ 1
 
 
これが今の自動車の仕様と比べると、結構笑えます。
 
1、3人乗りのベンチシートです。
  これに姉も入れて4人乗って、家族でよく出かけたな~
  昔は良かったんですよ ← ウソです。
 
2、シートベルトは全くありません。
  これも昔は無くて当然。
 
3、運転席に座ると、ギアチェンジはコラムシフトなんですが、レバーは右側です。
  普通は左側ですが、左ハンドル車の流用?とも思いましたが、たぶん、ベンチシートで
  3人乗った時にシフトしにくくなるからなのでは?と思います。
  ↑※先ほど知り合いの整備士のUちゃんに聞いたら、昔は普通に右コラムシフトレバーが
   有ったそうです!
 
4、という事で、ウィンカーレバーは左側。
  やっぱり、左ハンドルの流用なのかな?
 
5、サイドブレーキは、右側にあります。
  右?って思われたあなた、現代車では不可能でも、何でもありの時代の車なので
  シートと右ドアの間にサイドブレーキが有ったんです。
  ホンマです。写真が無くて残念!
 
6、ペダル配置は現代と同じですが、ブレーキとクラッチの間に何か突起物が・・
  そうです、知ってるあなたはオールドカー通です。
  ライトのハイ/ロービームの切り替えです。
 
7、メーター横に縦3段配置でノブスイッチがあり、上段がライトのON/OFF。
 
8、中段のノブがワイパーのON/OFF。
  拭き取り速度は単速。  
  ちなみに、ウォッシャーなんて贅沢装備?はありません(キッパリ!<(`^´)>)
 
9、最下段のノブがチョーク。
 
10、ヒーターは付いていましたが、ファンのON/OFFのスイッチがあって
   そのスイッチを回し込んで温度調整?をしていたような・・
   両サイドの足元にに熱風が出てくるダクトがあって、
   そのカバーの開いた分だけ熱風が出てくる。
   常時デフロスターに風は行くようになっていて、足元に風が欲しい時は
   カバーを開くのだったと思います、切り替えスイッチは無し。
 
11、上の写真のフロントバンパーに穴があります。
   何の穴でしょう?
   オールドカーマニアの方はご存じですよね(笑
   エンジンをクランキングさせる棒を突っ込む穴です。
   そう、ここに専用の棒を突っ込んで、耕運機のエンジン始動のように回して
   エンジンを掛けられたんです。
   デコンプも無いだろうにスゴッ!
    ↑※先ほど知り合いの整備士のUちゃんに聞いたら、デコンプレバー有りの車もも
   当時は有ったそうです!
 
   つまりセルを使わず、手動でエンジンを掛けられたわけです。
   SRマニアやキックマニアの方、ひとつ如何ですか?
   この始動方法の実演は、私の記憶では1回しか見たことがありません。 
   いや1回見ただけでもすごいと思うけど(自己マン
   親父たちが、かなりヒーコラ言いながらやっていました。
   その後、二度とやらなかったようです。
   親父たちも耕運機や消防ポンプ等で馴らしていたから、
   クランキングなんて楽勝と思っていたんでしょうね。
   
 
このダッツン キャブライト、私が幼稚園児の頃ウチにやって来て、高校3年の夏休み頃まで働いてくれました。
約12年くらいのお付き合いでした。
最期はオイルポンプが壊れたのか、エンジンオイルがうまく循環出来ず、エンジンが焼き付きました・・(合掌
 
もちろん、私は当時4輪免許が無かったので、公道では乗れませんでしたが、農作業の手伝いのために、田んぼや畑や河原の河川敷で乗った覚えがあります。
親子3人でベンチシートに座って、海に行ったのも良い思い出です。
 
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前にも書きましたが、私は結構何でも捨てられる方です。
しかし、なぜか工具類だけは捨てられないんです。
 
左の写真は、キャブライトの純正車載工具のダルマジャッキと、当時親父がキャブライトと一緒に購入したトヨタメガネレンチです。
もう50年近く経つ工具類ですが、今も現役で使っています。
このメガネレンチの塩梅は、KTCよりも上物ですね!
って、KTC持ってないし。
私は工具マニアでないので他と比べられませんが、この工具類は私の手に馴染んでいることは確かです。
 
その前に、私自身のスキルの問題があるのですが。