浪江ではR114が原二以下が通行禁止とあったので、今日はR114に福島市側から入って浪江に行って、買い物やら食事をしようかなと思い出発しました。
R13を南下して米沢通過、福島市からR114に左折。
R114といえば・・そうだ、UFOふれあい館があったんだ。
子どもが小さい頃連れて来たな、10年近く経つかな?
子ども達より、私が見たかったんですけどね(笑
UFOふれあい館に向かう途中で、宇宙人がお出迎え。
私が子供の頃は、宇宙人=火星人でタコみたいに手足が長かったんですけどね。
いつの間にか、宇宙人はシルバーで目が黒くて大きくて、アゴが尖っているような
グレイ型?になってしまいました(笑
現在の展示物は知りませんが、昔木曜スペシャルでよく見たUFO関連記事が展示されていた記憶があります。
今日は目的が違うので、中には入りません。
さてR114を進むと、川俣町に入ります。
意外なほど車の通行量が多く安心していると、ある十字路の交差点から雰囲気が変わったのが何となく判りました。
ほとんどの車は、十字路を直進せず左右に曲がっていきます。
R114はまっすぐなので、私は直進します。
それまで道路の横の田畑は作付されていたのに、あるところから作付されていません。
でも浪江と違って、人の気配はします。
道路工事や建築工事の人も見かけます。
そして、川俣と浪江の境界線まで行くと、
やっぱり出たか。
こちら側は自動二輪通行止めです。
赤の4輪車が通行しようとして、ゲートまで行きました。
どこに行くのか、何しに行くのか、許可書はあるのかみたいなことをしつこく聞かれているようです。
結局この4輪車も、別の県道を迂回するように指導され、通してもらえず引き返していました。
目に見えない放射能の脅威をまた感じました。
ここに来る前に「とんやの郷」という所がありました。
ここで食事をして、少しでもお金が回ればな~、と立ち寄りました。
とんやの郷は川俣町の山木屋地区で、今年の3月下旬まで避難されていた地区でした。
7月にとんやの郷がオープンし、復興を進めているとのことです。
安部首相も来られて地元食材の料理を食べられたとか、後に知りました。
私は塩ラーメンを食べました。
味は有名店によくある一杯勝負の味付けではなく、毎日食べられる、私が好きなタイプの味でした。
なるほど、工事作業の方や働いている方々も食べに来られているのも納得です。
また食べに来ようと思います。
R114は先に進めないので、浪江に行く事は諦めて県道を迂回してR399に出て北上して帰ることにします。
県道の途中に、廃棄物置き場が・・
まさか、と思って周りを見回すと、作業者の方が普通の作業着で働いています。
このようなものを数回見かけました。
ここの廃棄物置き場の数値が高かったです。
0.95μSv/h(マイクロシーベルト・アワー)
数値的には大丈夫みたいですが、放射能の恐怖をまた考えさせられました。
この山の向こうには、人が立ち入るのが危険な線量の地域があります。
震災から6年以上経ちました。
確かにこんなことを書いているだけで、私は何も出来ません。
でもこの日本に、人が住めないくらいの線量で汚染されている所があります。
もう少し、原発や核に対して議論されてもよいはずなんですが。
正解や答えは出ないかもしれませんが、忘れてはいけないことだと思います。
台風接近のため、南側から黒い雨雲が迫って来ています。
道に迷いながらも、R399に出て福島市まで北上。
飯坂温泉までやって来ました。
昔、好きだった女の子がこの近くに住んでいて、海水浴に行った帰りに、ここまで送って来たな~
叶わぬ恋でしたけど、甘酸っぱい思い出が蘇えりました。
飯坂からR13に出て、更に北上。
R113 ⇒ R13に出て、更に北上して無事帰宅。
本日の走行400km弱、ガス約10L消費。
やっぱり、グラトラのウスウス・シートはケツが痛いです。