先週末は、重い腰を上げてTREKのオーバーホールを開始しました。
まぁ腰が重かった訳ではなく、冬だったため寒くって小屋で作業をしたくなかったんだけど、先週終盤あたりから急に暖かくなったので、オーバーホールを開始した次第です。
ブログタイトルにある通り、私は基本「乗り専」なんだけどねぇ。
あまり精度や出来栄えを考えずに、サクッとオーバーホールを実施することにします。
さて、なんちゃってブルホーンを付けたTREK5200、これをオーバーホールします。
写真を撮り忘れたけど、軽トラの荷台にTREKを逆さにして置いて作業を進めます。
このTREKはカーボンフレ-ムの純ロードバイクなんだけど、しっかりとチェーンフックが付いています(タイヤ外して時に弛んだチェ-ンを引っ掛けておく所ね。
今どきのロードバイクでこれが付いているのはあるかな?
90年代のフレームなのでね、この頃はこれが標準装備だったのでしょう。
さてさて、まずは専用工具でチェーンをカットして洗浄+グリスアップ。
次に前輪のホィールハブをオーバーホールするために専用工具でバラします。
シャフト、玉押しを外して、中からベリングの鋼球を摘出。
バラした部品は、パーツクリーナーと洗油で綺麗に洗浄します。
ハブの中も綺麗に清掃をして、shimanoのプレミアムグリスを使って組み上げていきます。
因みに、フロントの鋼球の径は約Φ4.76mmの片側10個入(備忘録です。
ハブ内にもグリスを塗って、1個1個組付けていきます。
そして最後に玉押しの微調整をやって、ガタが無く軽く回ればQハブのシャフトを組んで完了。
ハイ、お次は後輪ですよ。
まずはスプロケットのカセットを専用工具で外して、前輪同様にハブ部もバラしてベアリングの鋼球を摘出して、全部品を洗油やパーツクリーナーで洗浄します。
そしてフリーホィール(自転車で反対に漕ぐと空回りする機構部ね)も取り外します。
後ろハブベアリングの鋼球の径が約Φ6.35mm位の片側9個使い(備忘録です。
フリー部はバラせないので、綺麗に清掃してグリスアップして組み直します。
後輪は部も綺麗に洗浄して、プレミアムグリスをたっぷり使ってベアリングの鋼球を1個ずつ、ピンセットを使ってハブの玉受けに組み込んでいきます。
玉押しの押し圧の微調整をしながら組み立てて、ハイ前後輪のオーバーホール終了。
本当はリムのバランス調整も必要なんだけど、今回はパスです。
ハイ、お次が専用工具を使って、左右のクランクを外します。
そしてBBも専用工具を使って外して、綺麗に洗浄と拭き上げをします。
こちら、外したBB本体 👇
BB本体もバラせないので、綺麗に拭き上げてグリスアップをして組付けて、
オーバーホールその1は終了。
サクッと書いたけど、朝から晩までの1日がかりです(笑^^;
オーバーホールその2は、次の週末にでも行おうかなと思います。